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「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第17週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第17週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

第17週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.84人と前週(3.86人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は4.76人と前週(5.68人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は2.39人と前週(3.20人)から減少しました。
今週のトピックス
“梅毒の報告数が増加!~先天梅毒に要注意~”について取り上げました。
川崎市における梅毒の報告数は、今年は第17週(4月22日~28日)までに54件となり、過去最多となった昨年の同時期を上回っています。現状のペースで増加すると、男女ともに過去最高の報告数になると予測されます。
梅毒は抗菌薬治療が非常に有効ですが、治療が十分に行われないと、長期間の経過で心臓等に重大な合併症を起こすことがあります。また、妊婦が感染すると、早産や流産の原因となったり、お子さんが先天梅毒を発症する可能性があります。お子さんを守るためには、定期的な妊婦健診等で早期に発見し、適切な時期に治療を行うことが重要です。